「かわせみ2」の主な新機能を紹介いたします。新機能を含めた機能一覧は、こちらをご覧ください。
「かわせみ2」では、iCloud Drive を使用して、ユーザー辞書、キー割り当て、ローマ字ルール、環境設定テンプレートといったユーザデータを同期することが可能となりました。
※ 同期機能(iCloud Drive)を使用するには、Apple社が提供している「iCloud」のアカウントが必要になります。詳しくはApple社の「iCloud」をご覧ください。
※ 同期機能(iCloud Drive)は OS X Yosemite 以降の対応となります。
「かわせみ2」では、各種機能に素早くアクセスできるショートカットメニューを表示することができます。ショートカットメニューがあれば、「類義語変換」や「和英変換」など普段はあまり利用しない機能のショートカットキーを覚えていなくても、ショートカットメニューを表示するショートカットキーさえ覚えておけば、いつでも目的の機能を使用することができて、とても便利です。
「かわせみ2」では、手書き入力機能を搭載し、手書きでの文字入力や文字パレットでの手書き検索ができるようになりました。
手書き入力では、画面全体をキャンパスとして使用します。大きく文字を書くことが出来るので、細かい文字も認識させやすくなっています。
また、手書き入力時には、選択した認識候補の文字を大きく表示し、読みや部首などの文字情報も合わせて確認することが出来ます。さらに同じ部首の漢字や異体字も確認出来ますので、正しく書かなくても目的の漢字を入力することが出来ます。
文字パレットにも、旧 egbridge 同様手書きによる文字の検索が可能になりました。
「かわせみ2」では、従来の使い分け情報表示のほかに、macOSの辞典で言葉の意味を表示することができるようになりました。変換中に言葉の使い分け方や言葉の意味をより調べやすく、ストレスなく変換できます。
「かわせみ2」では、同音語候補の中に目的の単語がない場合、普段使用していない専門語辞書から目的の候補を選択することができます。
「かわせみ2」では、指定の漢字と同じ部首や部品を持つ漢字を検索したり、指定の部首の漢字を呼び出したりできる部首変換機能を搭載しました。
たとえば、「剣」と同じ部品や、部首である「りっとう」の漢字の一覧を呼び出せます。また、部首名を直接入力することで、その部首の一覧を呼び出すこともできます。
「かわせみ2」は入力したキーストロークから英字に置き換えるのが妥当であると判断した場合、入力文字を半角英字に置き換えます。
この機能は「かわせみ」でも限定的に搭載していましたが、対象となる文字列は固定でした。「かわせみ2」では、機能そのものの有効/無効の切り替えの他、対象となる英字列のカスタマイズが可能です。
v2.0.2より、インポート/エクスポート機能を実装。複数台での管理が便利になりました。
辞書管理ツールの機能を強化し、より使いやすくなりました。
任意の条件を組み合わせて検索することができるようになりました。単語の読み、表記、品詞、コメント、登録日付などを複数指定して、絞り込み検索します。
また、検索の条件をスマートフィルターして保存できるようになりました。。
候補ウインドウで行う単語抑制(自動抑制語として学習されます)のほかに、辞書管理ツールで直接抑制語を登録することができるようになりました。
また、文節単位で行われていた抑制は単語単位で抑制され、効率良く無駄な単語を抑制できるようになりました。
例)
「かわせみ」:「走る」を抑制すると、「走る」というフレーズが抑制されるだけで「走ります」は抑制されない
「かわせみ2」:「走る」を抑制すると、「走-る」というラ行五段動詞そのものを抑制し、「走ります」も抑制される。
辞書の再構成時に、語順学習を任意にクリアできるようになりました。辞書の再構成時には、語順学習を含め、削除したい学習情報の種類を選択できるようになりました。
「今日」「明日」などのキーワードから日付候補を追加する機能を強化しました。
また、作成した書式のうち、任意の書式のみ候補に追加することができるようになりました。書式をつくっておいて、有効のチェックを外しておくだけで、候補に追加されなくなります。再び使用する機会が来たら、有効のチェックを再び付けるだけでよく、いちいち作り直す必要がありません。
上記の新機能に加え、「かわせみ2」では、より使いやすくなるよう以下の改良を行いました。