「全訳 漢辞海 第三版」は、「漢文を読む」ための漢和辞典、「漢字情報を調べる」ための漢字辞典、このふたつの要素を両立させた画期的な漢和辞典となっています。 収録する親字(見出しとなる漢字)は12,500字、JIS漢字(日本工業規格で定められた漢字表。常用漢字や人名用漢字を含む10,050字)をすべて収録。「康熙字典」に基づく伝統的な部首分類。最新の現代漢字情報にも完全対応。重要な古典から採録した豊富な用例すべてに日本語訳、書き下し文、出典を明示し充実した内容です。
日本語が映えるのは、やはり縦書きです。本アプリでは、文字の並びは書籍版と同じく縦組みで表示してあります。縦組みでも美しく、そして検索結果を素早く表示します。 また、フォントも書籍版と同じ、株式会社モトヤ の「モトヤ明朝」を採用。美しく信頼性の高い書体が、漢字の字形を正確に表示します。
さらにピンチインでの拡大に加え、書き順が収録されている漢字では、書き順をタップすることで大きく表示することができるので、画数の多い漢字もしっかりと確認することができます。
iPhone 6s からの新機能である「3D Touch」にも対応しました。検索結果やブックマーク、表示一覧を軽くプレスすると 3D Touch の Peek を使って解説文を覗いてみることができます。さらに深くプレスすると Pop して解説文が開きます。また、クイックアクションにも対応しているので、検索とブックマーク、履歴にホーム画面から素早くアクセスすることができます。
項目内の分からない漢字を瞬時に検索できる「なぞってジャンプ」機能搭載。その他にも、略語記号から凡例へのジャンプや、表示している漢字の部首インデックスを開くことなどができます。検索画面に戻らずとも、直ぐに目的の漢字を検索することができます。
「Slide Over」と「Split View」にも対応。電子書籍や、ウェブページを読んでいる時に分らない単語があってもアプリを閉じなくて大丈夫。「Slide Over」を使えば、今開いているアプリを立上げたまま辞典を立上げて調べることができます。辞典を開いたままにしたい場合は、「Split View」を使いましょう。さらに「クリップボード検索」機能を使えば、分らない言葉をコピーすれば、瞬時に検索をかけることができます。
※ 『Slide Over』はiPad Pro、iPad Air以降、およびiPad mini 2以降で、『Split View』はiPad Pro、iPad Air 2、およびiPad mini 4で利用可能です。
※ 動画は『大辞林』を例にして紹介しております。
本製品では、さまざまな方法で目的の漢字を検索することができます。
親字検索では、音訓、日本語入力機能による漢字、JISコードとユニコード、中国語ピンインから漢字を検索することができます。
また、パターン検索も搭載しているので、例えば「きょく」なのか「ぎょく」なのか読みがはっきりしない場合にパターン検索にて「(きぎ)ょく」と検索すれば、両方に当てはまる漢字を検索することができます。
文字は分かるけど、読みが分からない。そんな時には手書き検索です。高い認識率を誇る手書き文字認識エンジン 「楽ひら®」を搭載していますので、文字をそのまま描いて検索することができます。
インデックス機能には、部首や総画のグループに従って漢字が配列されているので、ここから目的の漢字を探すこともできます。
また、インデックスには、音訓、種別、熟語やなりたちなども収められていて、ただ眺めるだけでも新しい漢字と出会うことができるでしょう。
検索では、親字以外にも本文の語義、漢文用例、熟語を対象とした検索も行うことができます。
弊社から発売している辞典アプリをインストールしていれば、相互検索を行うことが可能となります。例えば、日本語辞典の「三省堂国語辞典」をインストールしていれば、漢字の説明文で分らない言葉が有った場合、なぞって「三省堂国語辞典で検索」を選択すれば、なぞった言葉を瞬時に「三省堂国語辞典」で検索することができます。また、国語辞典で調べたい漢字が出てきた場合、「全訳 漢辞海 第三版」を呼び出して漢字を調べることができます。
iPad Air 2 or iPad mini 4 があれば、iOS 9 最新機能の「マルチタスキング」に対応しているので、「全訳 漢辞海 第三版」と「三省堂国語辞典」などの対応アプリを同時に開いておくことができます。さらに、設定で「クリップボード検索」をオンにしておけば、調べたい言葉をコピーするだけで「Split View」で開いているアプリで自動的に検索をかけることができます。
本製品では、「ブックマーク」および「履歴」機能を搭載しているので、重要な漢字や何度も調べてしまう漢字をブックマークしたり、直前に調べた漢字を履歴から確認することが簡単に行なえます。また語義や用例、熟語もブックマークに登録出来ますし、履歴も表示履歴と検索履歴が用意されているので、より細かく確実に調べた事を記録出来ます。ブックマークは無制限、履歴は500件まで登録出来て、個別削除やブックマークの並べ替えも可能です。
また、過去に調べた言葉は「履歴」内に「表示履歴」または「検索履歴」として自動でまとめられます。「表示履歴」では過去に見た言葉の分類を、「検索履歴」では過去に調べた言葉の履歴が記録されます。直前に調べた言葉などブックマークに登録し忘れた言葉でも、履歴機能から見つける事が出来ます。
お好みでどうぞ。「全訳 漢辞海 第三版」では次の設定を用意し、お好みの設定でアプリケーションをご利用頂けます。本文の文字サイズなどが変更できますので、使いやすい、見やすいサイズに調整いただけます。
監修:戸川芳郎、編:佐藤進・濱口富士雄
「漢文を読む」ための漢和辞典、「漢字情報を調べる」ための漢字辞典、このふたつの要素を両立させた画期的な漢和 辞典。2000年に初版を発行し、現在は第3版。収録する親字(見出しとなる漢字)は12,500字であり、JIS漢字(日本 工業規格で定められた漢字表。常用漢字や人名用漢字を含む10,050字)をすべて収録。現代日本の情報生活、そして、 漢文読解において必要じゅうぶんな語を網羅している。
漢字の部首の分類は、1716年に中国で完成した『康熙字典(こうきじてん)』に基づく伝統的な部首分類を採用。漢 文の学習において重要な古典作品から漢文を引用し、漢文すべてに現代日本語訳、書き下し文、出典を明示。圧倒的な 数の漢文用例(漢文における用いかたの例)を収録することで、漢字に関する深い理解を導く工夫がなされている。ま た、「日本語用法」(現代の日本における用いかた)、「難読語」、「名前」(名前をつける場合の参考となる読み)な ど、現代日本の漢字情報も充実。平成22年11月内閣告示の新「常用漢字表」や新「人名用漢字」など、最新の国語施策に完全対応。
本製品は、PUX株式会社の手書き文字認識エンジン「楽ひら®」を使用しています。 「楽ひら」はパナソニック株式会社の登録商標です。